進学するときの必需品として真っ先に思い浮かぶ制服。成長の著しい子どもの体型に合わせて買い替えが続くと、子育て世帯にとっては大きな出費となります。
そんな中、役目を終えた制服を買い取り、地域に再販しているのが制服リユースショップの「さくらや」です。代表の馬場加奈子さんは、シングルマザーから起業。きっかけは、「娘の制服が買えない」という切実な悩みでした。
子育てを優先する経営スタイルから、「そんな業態でビジネスは成り立たん!」と多くの経営者から酷評を受けても、自分の想いを諦めなかった馬場さん。自分の想いに確信を持ち、強くて優しいビジネスへと広げる秘訣を教わります。
馬場加奈子
東京女子体育大学卒業後、損害保険会社、生命保険会社などを経て、2010年に学生服リユースショップ「さくらや」開業。2013年に株式会社サンクラッド設立。2020年に特定非営利活動法人 学生服リユース協会設立。吉本興業文化人所属。