SDGsとは

目標12.つくる責任 つかう責任 ターゲットb

目標12.つくる責任 つかう責任 ターゲットb

目標12.持続可能な消費と生産のパターンを確保する

世界の環境問題や社会問題に着目した取り組みが多くなっている中、観光業会では「持続可能な観光」への取り組みが重要視され始めています。

ターゲットb 雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。

持続可能な観光とは

持続可能な観光とは、UNWTO(国連世界観光機関)では「訪問客、業界、環境および訪問客を受け入れるコミュニティーのニーズに対応しつつ、現在および将来の経済、社会、環境への影響を十分に考慮する観光」と定義されています。

また、持続可能な観光は、「サステナブルツーリズム」と表現されることもあります。

 

UNWTOにおける「持続可能な観光」について

UNWTO(国連世界観光機関)では、持続可能な観光では、以下の3つの点について求められると述べています。

・コミュニティーの文化面を尊重すること。建築された文化遺産や、その他の生きた文化遺産のような伝統的な文化を守りつつ、異文化を受け入れる。

・コミュニティーの雇用状態や収入の状況、社会福祉サービスの充実さ等、全ての人が利益を享受できる社会であること。

・自然遺産や生態系の保全を図り、環境資源を長期的に持続可能な状態で活用すること

これらを常に保つことで、観光客の満足度が維持できるのです。

 

持続可能な観光の重要指標の特徴とは

持続可能な観光には、国際機関が掲げている重要指標があります。

重要指標はSTIと呼ばれ4つの点(環境、文化・社会、経済、マネジメント)について、それぞれの地域で設定することが望ましいとされています。

これらの指標を基準にして、地域ごとにそれぞれの観光指標を設けています。

 

・UNWTOガイドライン

UNWTOが掲げている、持続可能な観光の指標は以下の通りです。

環境面:観光で活用する資源の最適化

文化・社会面:観光客を受け入れる社会の文化的な尊重

経済面:経済活動を長期的に保証するための評価基準を設定

また、さらに細かく13の区分に分け、それぞれの項目で設定された指標以外にも、観光の特性(山岳地帯、都心部など)に応じて、地域の実情に合わせた指標の設定をしています。

 

・ETIS

欧州各国の持続可能な観光の指標は、STIが掲げている4つの点を軸に設定しています。

また、それぞれの地域で具体的に活用するためのツールも開発しているのが特徴です。

ツールは、観光地ごとの特性をプロファイルし、地域の実情にあった指標を設定する基準として活用されています。

 

・その他地域独自の指標

オーストラリアでは「KI-TOMM」、カリブ諸国では「広域カリブ持続可能観光域」など、地域ごとに独自の持続可能な観光の指標が設定されています。

 

次回の記事では、ターゲットcについて解説していきます。

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