SDGs取組事例

多様性をチカラに 誰もが活躍できる環境づくりを当たり前に

多様性をチカラに 誰もが活躍できる環境づくりを当たり前に

共和サポートアンドサービス株式会社

静岡県「ダイバーシティ経営企業」受賞
浜松市に本社を置く共和サポートアンドサービス株式会社は、静岡県が主催する「ダイバーシティ経営企業表彰」において、初開催となる令和6年度の受賞企業に選ばれました。創業当初から「誰もが働きやすい会社」であることを自然なこととして捉え、多様な人材が安心して働ける環境づくりに取り組んできたことが高く評価されました。

静岡県ダイバーシティ経営企業

創業当初から「受け入れる文化」を大切に
共和サポートアンドサービスは、親会社である共和レザー株式会社の定年退職者の再雇用先として2001年に設立されました。60歳を迎えた社員がスムーズに働き続けられる環境を整えることを目的に、再雇用の仕組みを整備してきました。
「多様な人材を受け入れることは、特別な取り組みではない」と語る同社では、当初から多様性を自然に受け入れる文化が育まれていました。

シニア、女性、外国籍人材の活躍
検査業務においては、丁寧さが求められる作業特性から、女性の雇用に力を入れてきました。また、外国籍人材についても、「募集したところ応募があった」という自然な流れで採用を進め、言葉の壁があっても、作業内容に応じたマニュアルを整備しながら受け入れてきました。
働く人がスムーズに業務を進められるよう、母国語対応の作業手順書や安全マニュアルを作成するなど、きめ細やかなサポートを行っています。

シニア、女性、外国籍人材の活躍

障がい者雇用の推進と環境づくり
10年ほど前から障がい者雇用にも積極的に取り組んでいます。作業内容を視覚的に理解できるよう、NG品のサンプル見本を用意するなど、現場での工夫を重ねてきました。
また、重筋作業の負担軽減を図るため、テーブルリフターの導入や、空調設備の整備による作業環境の快適化など、設備面での改善も行っています。これらの取り組みにより、年齢や障がいに関わらず、多様な人材が安心して働ける環境を実現しています。

多様性が生み出す相乗効果
共和サポートアンドサービスの特徴は、常に「今いる社員が働きやすい環境をつくる」ことを第一に考えてきた点です。従業員の声に耳を傾け、柔軟な勤務形態を導入するなど、ライフスタイルに応じた働き方をサポートしています。
その結果、多様な社員が活躍できるだけでなく、企業全体の活力も高まり、離職率の低下や社員満足度の向上といった効果も生まれています。

同社では、多様な背景を持つ社員たちが集まることで、さまざまな意見や新たなアイデアが生まれるといいます。日本人だけでは思いつかないような視点が業務改善につながることもあり、ダイバーシティの推進が企業の競争力向上にも貢献しています。多様な人材が力を発揮できる環境づくりは、企業としても大きなプラスになっています。

多様性が生み出す相乗効果

コーポレートアイデンティティ「多様性をチカラに」
共和サポートアンドサービスでは、創業当初から自然発生的に多様性を受け入れる文化が根づいてきました。年齢や国籍、性別、障がいの有無に関係なく、それぞれの個性を尊重する姿勢は、同社のコーポレートアイデンティティそのものです。

誰もが活躍できる職場を目指すその姿勢は、SDGsが掲げる「誰一人取り残さない」社会の実現につながっています。今後も、企業としてさらなる成長と社会貢献を目指していきます。

SDGs達成を通じた取組み

目標5

ジェンダー平等を実現しよう

目標10

人や国の不平等をなくそう

目標12

つくる責任つかう責任

企業情報
企業名
共和サポートアンドサービス株式会社
本社地
静岡県浜松市中央区大柳町154

https://www.kyowasupport.co.jp/

BACK
pagetop