SDGs取組事例

海洋プラスチック問題やアップサイクルを通じてSDGsを学ぶ スタジアムで体験するSDGs出前授業

海洋プラスチック問題やアップサイクルを通じてSDGsを学ぶ スタジアムで体験するSDGs出前授業

モリト&千葉ロッテマリーンズ

モリト株式会社(以下、モリト)と千葉ロッテマリーンズは、スポーツとサステナビリティを融合させた特別授業「SDGs出前授業 in ZOZOマリンスタジアム」を、2025年8月21日・22日に開催しました。この取り組みは、両者が共同で展開する「FOR THE MARINEプロジェクト」の一環として実施するもので、子どもたちが楽しみながら環境課題について学べる内容になっています。

エコネットフェス

「スポーツ」と「サステナビリティ」をつなぐ特別授業
会場は、千葉ロッテマリーンズの本拠地であるZOZOマリンスタジアム。参加対象は、小中学生とその保護者のペアで、各日10組20名(合計40名)が参加しました。座学では、海洋プラスチック問題の深刻さや私たちの暮らしとの関係性を学び、SDGsの視点からできることを模索しました。

続くワークショップでは、選手が実際に着用したユニフォームパンツを使った“お守り”作りに挑戦。ハトメ打ちなどの加工体験を通じて、資源の再利用やものづくりの楽しさに触れました。

エコネットフェス

「特別な場所での体験」が学びを深める
この取り組みは2024年にも実施されており、前回の体験内容は「廃漁網を活用したマルチホルダー作り」でした。全国から約600件の応募があり、「球場で特別な学びができた」「自分で作ったアイテムを大切に使いたい」といった声が多く寄せられました。

普段は観戦する場であるスタジアムが、学びの場へと変わることで、子どもたちにとって印象深い体験となりました。

エコネットフェス

循環型社会の実現を目指して
モリトは、サステナブルプロジェクト「Rideeco®(リデコ)」を展開し、廃漁網をリサイクル素材として活用し製品化するほか、衣料品生産時に発生する端切れや裁断くずを再利用し生産する混抄紙「ASUKAMI®」の販売に取り組んでいます。アパレルブランドや異業種と連携しながら、資源循環型社会の実現を目指しており、今回のイベントもその一環です。

海洋環境に強い関心を持つモリトと、海辺の街に本拠地を構える千葉ロッテマリーンズ。両者が持つ「海への想い」が重なり、「FOR THE MARINEプロジェクト」がスタートしました。子どもたちの未来のために、企業と地域が手を取り合い、持続可能な社会の実現に向けて歩みを進めています。

SDGs達成を通じた取組み

目標12

つくる責任つかう責任

企業情報
企業名
モリト株式会社
本社地
大阪市中央区南本町4丁目2番4号

https://www.morito.co.jp/

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